はがき通信 352号

前住職が昭和48年1月から始めた中学生はがき通信。それは亡くなる前の月の平成15年4月まで続きました。

地元の中学生に対して、心豊かに生きていってほしいとのメッセージをこめて毎月送っていました。

そのはがき通信を新しい順に順次公開します。

 


352号(平成15年4月)最後のはがき通信

 

  根

  春の光の中に、花が美しく咲き、木々の新芽もきれいです。

 

 きれいな花 を

 ほめる人 は

 多い が

 花や

 いのち を

 生かしている

 土の中の

 見えない「根」を

 思う人は 少ない

 

 

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御正忌報恩講をお勤めしました。

 

1月15日、16日の両日、親鸞聖人のご命日の御正忌報恩講をお勤めしました。

15日は「御正忌荒れ」という言葉があるように、寒波襲来で、雪が積もり真っ白になりました。冷え込む中、たくさんの方とお聴聞させていただきました。

こういう天候が御正忌らしくていい、というのは住職の勝手な言い分で、お参りされる方は大変だったろうと思います。

しかし、この冷え込みのなかお勤めすると、親鸞聖人のご往生のときもこのような気候だったのかなあと偲ばせていただいております。

15日の大逮夜にはたくさんおろうそくをお供えして、阿弥陀さまのあたたかなみひかりを感じました。

 

また、両日ともお斎を出させていただきました。

ささやかでシンプルなものですが、とても手が込んでいます。ご飯、大汁、けんちゃん、なます、お惣菜。

大汁のお豆腐は5ミリ角ののさいの目に切られており、この大きさにもこだわりがあるのです。お惣菜のきざみものも、なるべく細く切るように気を配られています。

 

本堂も、庫裏も一体になって、親鸞聖人のご命日をお勤めしています。

 

今年の目標2

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個人的な今年の目標をもうひとつ。

それは、妙好人さんの勉強をすることです。私の師匠(と勝手に思っている)が取り組んでおられることを微力ながら繋いでいきたいと思っています。

このような不安定な時代だからこそ、ゆるぎない信仰をもとに生き抜かれた妙好人さんの姿を追うことが大切になってくるのではと思うのです。

また、石見は妙好人さんと呼ばれる方が多い地域。

その石見の土徳というものをいま一度見つめ直すことが、これからの石見に住むわれわれに必要なことではないだろうかと思っています。

今年の目標

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私個人の今年の目標は、

「ちゃんとする」

です。

 

小学生の様な目標で、とても46才の建てる目標とは思えませんが、とにかく、ちゃんとする。

今までちゃんとできなかったところをちゃんとするようにする、ということです。

わたしにとってそれは基本的な整理整頓や書類の作成。話し方や生活態度など、多岐にわたります。仏教徒として生きていくということは、阿弥陀さまの願いに沿って生き、仏教の教えを守り、八正道を実践していくことであるので、ちゃんとする、ということはある意味仏教徒として生きていくということでもあると思います。

 

自分を律していけば、目の前の風景も変わっていく。

 

そういう日暮らしをしていきたいと考えています。

 

2017年 明けましておめでとうございます。

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明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。

暦の上で年が変わるというだけで、昨日と基本的に変わらない日です。植物や動物といった自然界は昨日と同じ一日でしょう。

以前「天地明察」という漫画を読みました。江戸時代に暦を作った安井算哲のお話です。太陽暦以前は、暦が変わるということはとても大きなことで、天変地異や大きな政変があった時に変っていたそうです。

安井算哲はそんな中、とても正確な暦を作ろうと努力された方で、天の動きを捉えようと必死に考え実践していく様子が漫画で描かれていました。

現在は太陽暦になり、うるう年も四年に1回1日を足すだけで調節できるようになりました。基本的に年が変わるということは太陽の周りを地球が1周したということですから、正月は物事をリセットするにはやはりちょうど良いのかもしれません。それがおめでたいとはつながりませんが…。

ともあれ、昨日と同じ日ではあるのですが、暦や自然の動きに相応して日暮らしをするのも、これもまた自然なことではないでしょうか。そういうわけで、新年にあたり、気分を新たにして、1周をスパンとして目標を立てていきたいと思っています。

具体的なことはまたおいおい書いていきますので。